最新の交流会開催情報はこちらから確認

充実した毎日の罠 

目からウロコの異業種交流会@岡山の「のび」です。
日々の生活を送っていく中で、充実した毎日を送っている人もいるかと思います。仕事もバリバリこなして、プライベートもすごく順調に行っているような人ですね。周りから見たら悩みなんてないような人でしょう。
しかし、そんな充実した毎日にはが潜んでいるかもしれません。これは、あくまでもわたしが感じたことなので、人によっては当てはまらないかもしれませんが一度考えてみてほしい問題です。

わたしが感じた不思議

というのも、わたしの人生もそんなに波乱万丈ではなく、平穏無事に過ごしてきました。彼女はできませんでしたが、仕事もやりがいをもって頑張っていたし、休みの日もテニスサークルに入って楽しく過ごしていました。
また、大型連休には友達と旅行に行ったり、アウトドアを楽しんだりしていました。
しかし、そんな毎日を送っていたのに、心にポッカリと穴が空くことがあるんですね。
特にそれを感じるのが、旅行から帰って家で一人になった時です。旅行中はすごく楽しくて時間が経つのがあっという間だったのに、家に帰ったらなんだか寂しいんですよ。日曜日の夕方にサザエさんが流れたら憂鬱な気分になるというサザエさん症候群に似ているかもしれません。
同じような感覚を経験した人は少なからずいるでしょう。これのことを、わたしは「充実した人生の罠」として感じるんですね。

普段の生活では趣味や生きがいに没頭しすぎて忘れているだけ

充実した毎日を送るためには、自分の中でいろんな予定をいれていました。
スケジュール帳こそ持っていませんでしたが、どこぞの売れっ子芸能人みたいに予定がびっしりな感じでしたね。
なんでこんなにスケジュールを入れているのかというと、忙しくすることで虚しさを忘れることができます。
だから、余計なことを考えて憂鬱とした気分に陥るよりも、そんなことを考えることができないように予定を入れていくんですね。
たまには、のんびりする時間も必要でしたが・・・

生きる目的が分からないから虚しくなる

自分の心が虚しくなる原因を考えたときに、ふと思うことが「自分は何をしたら満足するのか?」ということです。自分が本当に求めていることを追いかけている時と言うのは、そこに向かって行っているすべてのことは意味を持ちます。
人間が苦痛を感じるのは意味をもたない作業を繰り返すときです。そのことに関して、とある研究をした人がいたようです。
それは、

Aという地点からBという地点に重たい土砂を動かす労働をさせます。
B地点に土砂を運び終わったら、今度はA地点に戻すように指示します。
この作業を永遠と繰り返させる。

というものです。
はっきり言ってこの労働には何の意味もありません。
このような労働をしていた人たちは、精神的に病んでいったそうです。
この労働が、ある施設を作るための目的であれば、奴隷として働いていたとしても自分の中で一つのものが完成するという達成感をもって取り組むことができるでしょう。
しかし、そういった目的もなく、ただ毎日同じ作業を繰り返させられていたら、自分の中に達成感を持たせることができません。
これは人生も同じように考えることができて、仕事場と家の往復を毎日同じようにしていたら、だんだんマンネリしてきて虚しくなってくるんですね。だからこそ、何か自分で目標を作って忙しくして虚しさを忘れてしまうというわけです。
このことから本当に抜け出すためには、ただ単に人生を忙しくして忘れるのではなく、自分の人生の目的をしっかり持っていくことが大切です。
目からウロコの異業種交流会@岡山では、人生を豊かに生きるための目的地を一緒に考えていく集まりを作れてたらと思っています。
少しでも思い当たる節があれば、ぜひ一度顔を出してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次