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有無同然ってどういうこと  

目からウロコの異業種交流会@岡山の「のび」です。
今回も2017年3月26日(日)にナベちゃんがオススメしている勉強会に招待されたので、参加してみました。
ナベちゃんがオススメしている勉強会の内容は、毎回興味深い内容ですので、目からウロコの異業種交流会@岡山でも情報発信として活用し、皆さんにシェアをしていきたいと思います。
興味がありましたら最後まで読んでいただけると嬉しく思います。
では、どんな内容だったのかというと、お経の中に出てくる。「有無同然」という言葉でした。
お経と言うのは、お釈迦さんの説法の内容を書き留めたもので、その中に「大無量寿経」というものがあり、そのワンフレーズについての話でした。
漢字ばかりのお経ですし、普段は興味も持たないので知ろうともしませんが、とても分かりやすく教えてもらえたので良かったです。
それでは内容についてナベちゃんが詳しく記事にして送ってくれたので、ここで取り上げたいと思います。

有無同然ってどんな意味?

「有無同然」というお経の言葉について
田や家が無くて思い悩む人。
田や家が有って憂う人。

「有る」と「無い」では大違い、と思うことでしょう。
しかし、どちらも「苦しむ」という点では同じこと。
例えば…
壁一重
子有って泣き
無くて泣き
―長屋の隣同士を詠んだ川柳―
「結婚したまえ
君は後悔するだろう。
結婚しないでいたまえ
君は後悔するだろう。」
―キルケゴール(デンマークの哲学者)―
「有名になれば自分の思い通りに活動できるだろうと思っていた。
気づいたら、自由は完全に奪われてしまっていた」

(『ヘルプ!』という曲について)
「当時の自分の心の内をありのままにさらけ出した曲」
―ジョン・レノン―
「自分は一皿のスパゲティであり、自分の上に何百、何千の手が伸びてきて、自分の一部を奪い取ろうとする」
―マイケル・ジャクソン―
「作家にとっては名誉などというものは、かえって重荷になり、邪魔にさえなって萎縮してしまう」
「栄誉や地位は障害である。…今後が思いやられる」
―川端康成、ノーベル賞受賞後の言葉―
「銀をたくさん持っている者は幸せだろう。
麦をたくさん持っている者は嬉しいだろう。
だが、何も持っていない者は眠れるだろう」
―メソポタミアに伝わる諺―

『この世界の片隅に』
昨年、映画専門雑誌「キネマ旬報」が選ぶ日本映画作品賞を獲得。アニメ作品での受賞は『となりのトトロ』以来の快挙でした。
野草を摘んで食材の不足を補ったりしていた当時の慎ましやかな生活をリアルに描き、大きな感動を呼びました。
今日の暮らしは、当時と比べると大変便利で豊かになりましたが、“幸福感”ではどうでしょうか?
「有」は金の鎖、「無」は鉄の鎖。
材質は違えど鎖に繋がれ、苦しんでいるのは一緒です。
人類の努力=「無→有」
と言えますが、「有無同然」であることは国や時代を超えて変わらない真実でありましょう。
『escape from freedom 』 (自由からの逃走)
ドイツの エーリヒ・フロムの書いた本の名前。
ナチス・ドイツのヒトラーのような世紀の大悪人を、なぜドイツ国民が総統に選んだのかを分析した内容の本です。
ドイツ国民が『自由から逃走』という尾崎豊の歌に出てきそうな行動を取ったのはどうしてか?

それは、自由には責任がついてきて、案外大変なものだからです。
他人が決めたことをやる分には、責任も無くて気持ち的には楽です。
もし、完全な自由を与えられたなら、私たちはきっと困ってしまうことでしょう。
「何でも好きなことをしていい」と言われたら、「いつ/何を/どうするか」など、全部自分で考え、決めねばなりません。
自由という重荷を、ヒトラーに丸投げして逃走したと、ナチス・ドイツに傾倒した心理を説明しています。
以上のような様々な事例を通して、「有無同然」について教えて頂きました。
そして、お釈迦様は
“心の病”が原因で
“有無同然”は、その症状に当たると言われました。
ということで、後半は「心の病」=「無明業障の恐ろしき病」について、詳しく教えて頂きました。

ナベちゃんの勉強会もなかなか面白いかも

ナベちゃんのまとめは、どうでしたでしょうか?
たぶん、記事だけ読んでも分かりにくいのではないでしょうか?
でも、実際に勉強会に足を運んだら分かりやすく解説してくれます。
面白いと思うのは、個人的な感想なので、人によってとらえ方は違うのでしょうが、これからもナベちゃんが勉強会に参加して学んだことを伝えてくれますので、目からウロコの異業種交流会@岡山のネット講座でも情報をシェアしていきますね。

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