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素敵な人間の定義 

目からウロコの異業種交流会@岡山の「のび」です。
本来は人間一人一人は特別な存在なので、質によってランク分けをすることはよくないんですが、素敵な人というのはどういった人なのかを考えるために、「人間の質」について考えてみたいと思います。
一般的に、どのような人が素敵かと考えてみると、高学歴で才能が溢れている人やお金持ちの人、やさしい人といった答えが返ってくるかと思います。
いわゆる結婚したい人の条件に挙がってくるような人たちですよね。
確かに、そういった人たちはすごいと思いますし、わたしには到底及びもしないですが、人間としての質が高いとなるとちょっと違うかもしれません。

質が高い素敵な人の条件は?

それでは、質が高くて素敵な人の条件と言うのはどういうものなのでしょうか?
それは、「恩」を感じる心があるかないかによって決まります。
恩という感じの成り立ちを考えてみると、原因の”因”に”心”という感じを書きます。
「原因を知る心があるのかないのか」ということですね。
まず、恩を知ることが大切です。
これを知恩といいます。
恩があることを知ったならば次は実際に恩を感じることでしょう。
たとえば、困っている時に人に助けられたら恩を感じると思います。
これを感恩といいます。
次に、恩を感じたならば、それに報いようとする心が起きてくると思います。
「あの人のためなら自分も頑張ってみよう」と思うことがそれに当たります。
これを報恩と言います。
このように同じ恩だとしても、3つの段階があります。
恩を知って、感じて、それに報いるというのが人として素敵だと思います。

恩を仇で返すのは最低な人です

反対にせっかく恩を受けていながら、それに対する感謝の心が起きない人もいます。
まずは、忘恩ということで、受けた恩をすぐに忘れてしまうことです。
人からお金を借りたのにそれを忘れてしまう、、、といったことですね。
さらにひどい場合は、恩を受けた人を疎ましく思ってしまうことです。
これを背恩といって、せっかく受けた恩に背く行為です。
そして、最もひどいのが、受けた恩をあだで返す逆恩です。
お金を借りたことによって、人生の窮地を脱することができたのに、そんな恩人に対して攻撃してしまうような行為です。
身近なことで考えてみると、自分を大きくなるまで育ててくれた両親に対して、「うるさい!」とか「あっちいけ!」といった罵声を浴びせるようなことは最低の人間がすることといえるでしょう。
「恩を忘れるのは犬畜生にも劣る」とも言われるので、人の恩を感じて報いることができる素敵な人間になっていきたいですね。
人間は人それぞれ。
SMAPの有名な曲に「世界にひとつだけの花」というものがありますが、個性が違うため人を質によってランク付けするのは本来おこがましいことです。
それでも、今回言及している『恩』ということに関しては、みんなが素敵な人間になれるように意識していきたいですね。
目からウロコの異業種交流会@岡山では、そういった基本的な考え方を一緒に学んで、感じて成長していけたらと思っています。

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